1999年8月 イタリア シチリア島

パレルモ

パレルモはその昔シチリア王国といった時代の首都だった町です。過去シチリアは様々な民族に統治されました。

そのため、様々な文化の影響を受けています。

私はローマから飛行機1時間半かけてシチリア島にやってきました。

シチリア島に着いてホテルまでタクシーに乗ったのですが、イタリア語が話せないと片言のイタリア語を覚えて話しましたが、それでもイタリア語で語りかけてきます。

ちょっと困りましたが、人がとても気さくでやさしかったのを覚えています。

タオルミーナ

次に向かったのは映画 グランブルーの舞台となったタオルミーナです。

タオルミーナ駅から坂を上がっていくと広場があります。写真はその広場のものです。






広場には、ケンタウロスと馬の彫像があります。どちらもこの街のシンボルとのことです。

ケンタウロスは獣の脚と人間の頭脳を持ち合わせた神で、人間の知恵と獣の行動力を表すとされます。

先にも書いたとおり、シチリアは様々な文化の影響を受けていますが、この像はどことなく異教的な雰囲気を持っています。



ギリシア劇場(タオルミーナ)

紀元前3世紀に作られたこの劇場は、何と現在も現役として使用されているそうです。
広場をさらに上がると、中世の城塞があります。

正直、ここまで上がるのには骨が折れました。

一人で汗だくになって歩いて、なんでこんなことしているのだろう、と思いましたが、この景色をみてその思いは吹き飛びました。



私はこの旅行の前に下調べとしてパレルモからタオルミーナへのバスの時刻表を調べました。

この旅行は一人旅だったので、もしこの日バスが走っていないとも限りません。不安の中でインターネットで探すと、なんとパレルモからタオルミーナへの時刻表があるではありませんか!!

日本から何万キロも離れた島のバスの時刻表が日本にいながら知ることができるとはネットの凄さを思い知りました。

右の写真は海辺のリゾート、イソラ・ベッラです。海の底が透き通って見えます。


カターニアのドゥオーモ

シチリアの旅、最後の都市はカターニアです。
右と上の写真は、カターニアのドゥオーモです。

ドゥオーモとは、イタリアでの街を代表する教会堂のことで、大聖堂ともいうそうです。

カターニアのシンボルはなぜか象です。
象でアルプスを越えたとするカルタゴの英雄ハンニバルと関係があるのでしょうか?

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